2012年、皆様ありがとうございました!


2012年12月31日、お陰さまでここまで辿り着く事が出来ました。
また、当たり前かも知れませんが、楽しい反面リスクも存在する「ダイビング」が無事故で終了することができました。本当に皆様には感謝の気持ちで一杯です。

実はこの「無事故」と言う事、当たり前のように見えていても、とてもすごい事なのです。何故かと言うと「私供インストラクターやダイブマスターの安全管理と併せ、皆様一人ひとりの安全に対する認識と姿勢が不可欠だからです。」


DANJAPANによる過去の事故統計でも、男性の比率が多く、又、海象等の判断からのトラブルや、技術の未熟からのトラブル、死亡例ではエア切れや体調不良が多く見られます。

私供が引率する場合であれば、海象判断やエア残量チェックを徹底すれば良いのかも知れませんが、技術の未熟や体調不良は「参加される皆様自身」による所が大きいのです。

「無事故」と一言でいっても、ダイビング事故死や、心筋梗塞などの病死と、様々です。
どんな優秀なリーダーの下でダイビングを行っていても、トラブルは起こりえるものなのです。

したがって「無事故」と言う事は、我々サービス提供側の実力や功績では無く、皆様のご協力があっての賜物なのです。なので皆様へ感謝の気持ちで一杯なのです!


しかしながら「ハインリッヒの法則」と言う考え方があります。
1つの重大な事故や災害があれば、29の軽い事故や災害が存在し、300のヒヤリハットが存在しているというものです。
これは、ダイビングだけではなく、様々な業種にも利用される考え方です。

1つの重大な事故や災害は、身近な所だけではなく、ダイビングレジャー業界全般で考えるべきで、やはりヒヤリハットはポセイドンでも存在していたと思います。
皆様も冷やっとした事や、ハッとした事、ありませんか?


ポセイドンは「無事故」という言葉を「宣伝の為のキャッチフレーズ」に致しません。
1年無事に終えた事は皆様の安全潜水の実践によるものと捉えておりますが、それでもリスクが消えた訳では有りません。

これからも、ポセイドンは皆様とともに、安全潜水の実践に努め、ヒヤリハットをまとめ、オープンなマテリアルとして公表して行こうと考えております。

どうかみなさま、引き続き、ポセイドンをご愛顧下さいます様、お願い致します。
また、ヒヤリハット等が有れば、是非教えて下さいます様お願い致します。

2013年も、皆様にとって楽しいダイビングでありますように!

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