時化の時は、海へ思いを馳せる。


 10月第1週目の7日間。
 月曜日にSUPとDivingを諦めて、
 それから日曜日まで。

 荒天が続きましたよね。

 ポセイドン号も、強風の為、
 ヨッチが、美国港内で移動し避難。
 係留のアンカーが、ズレるという問題も発生(汗)

 荒れることを予想していたので、
 週末の海も、早めに中止し、
 残務処理など、ゆる〜く仕事をしておりました。

 さて、いつも仕事で潜っている海。
 休暇でも楽しんでいる海。
 たまに骨を休めることも大切ですが、
 
 頭の中では、何かと、
 海について考えるものですね。

 今回は、こんな感じで、
 海について考えておりました。

 「少年向けロボットアニメと海」

 についてです。



 小さい頃はテレビアニメに没頭。
 今の子供達がどんな感じなのかは判りませんが、
 多分、似たり寄ったりでしょう。

 再放送を見ていたのでしょうが、
 記憶にある番組でいうと「バビル二世」が印象的。

 このなかで、”ポセイドン”と言う下部が、
 ご存知かと思いますが、海を行くロボットなんです。

 一般的に、ポセイドンといえば、
 ギリシャ神話の海の支配者ですよね?

 でも、私のなかでポセイドンとは、
 「ロボット」
 なんですよね〜。


 ちなみに、写真はバビル二世ではありません。
 機動戦士ガンダムの、水陸両用モビルスーツです。
 
 1979年、小学校一年生の時、ガンダムが放映されました。
 その 前作までは、
 ・無敵超人 ザンボット3
 ・無敵鋼人 ダイターン3
 と、比較的子供向けのロボットアニメだったので、
 少し大人の複雑な世界だったガンダムは見ていませんでした。

 ガンダムを単純に”かっこいい”と見ることができたのは、
 小学校二年生の再放送からでした。

 それでも、あまりよくわからなかったのですが、
 ガンダムのプラモデルが爆発的に流行りだし、
 自分もプラモデルを作り始めることになったわけです。



 流行りに流行っっていたガンプラ。
 兄と母が、岩見沢のヒデキ模型と言うお店へ出かける時、
 おこぼれを期待して、ついていったものですw

 たしか、兄が最初に買ったのは、
 なんだっけ?
 売り切れが続出するほど流行っていたのです。

 たしか、ようやく買えたのが
 「ホワイトベース」
 だったような、記憶があります。

 要するに、残っているのは
 人気の無い”売れ残り”でしたから(笑)

 自分も、なんとか買ってもらおうとおねだり。
 「あんたはいらないしょ!」
 と、言われても、なんとか食い下がり、

 ようやく買ってもらえたものが、
 「武器セット」
 もちろん、武器を持つモビルスーツは持っていません(笑)

 ふたを開けて、
 「これ、なんだろう???」
 と、思ったことは、今もよく覚えています。

 そこから、時代は、
 プラモデル×ロボットアニメ
 の最盛期に突入したのでした。



 月日が流れ、、小学校四年生。1982年。
 考えたら、ヨッチ達が産まれた年ですね。
 私は滝川市の第一小学校にいました。

 その時の土曜日は、
 記憶にあるには、、、
 17:00 太陽の牙ダグラム(ロボットアニメ)
 17:30 戦闘メカザブングル(ロボットアニメ)
 18:00 大戦隊ゴーグルV(戦隊もの)
 18:30 逆転イッパツマン(タイムボカンシリーズ)
 19:00 まんが日本むかしばなし
 19:30 あばれはっちゃく
 20:00 8時だ ョ全員集合(ドリフ)

 と、 テレビに釘付けなのでした。

 もちろん、まだまだプラモデル全盛期。
 拾った500円札(岩倉具視)を交番に届け、
 落とし主が現れずに、警察へ受け取りに。

 その500円札で、もちろんプラモです。
 それだけ夢中だったのです。



 アニメとプラモは、
 当時の私達にとって、
 話題の両輪。

 テレビ放映が終わった後でも、
 ガンダムのプラモデルは新作が発売され、
 放映中のアニメももちろんプラモ化。

 なんだか、とても忙しい(笑)

 特に、ガンダムが流行ってから、
 ロボットアニメもリアル化が進んだ気がします。

 そのなかで、ロボットアニメの舞台は、
  ・陸
 ・宇宙
 ・空
 ・海

 と、海がロボットの主戦場とは、
 なかなかならない事も感じていました。
 
 ひと通り作りましたが、
 「リアリティが無いんですよ。」
 
 日常で見る「錆び」
 「汚れ」、「スス」、「剥がれたペンキ」

 たまたま見た「潜水艦」の写真
 プラモデルのカタログにある「空母」
 そこから、興味は一気に零戦や航空母艦に。

 そこには、
 使った感、頑張った感が、
 あるんですよ。



 そういう事で、ロボットアニメにも、
 海でも戦闘する「水陸両用メカ」がいて、
 希少で、異形な存在に、惹かれるのでした。

 機動戦士ガンダムでは、
 ・ゴッグ
 ・ズゴック
 ・ゾック
 ・アッガイ
 ・グラブロ
 ・マッドアングラー
 ・ユーコン
 OVA作品では、
 ・ズゴックE(エクスペリメント)
 ・ハイゴッグ

 太陽の牙ダグラムでは、
 ・ソルティックH404S マッケレル

 写真はありませんが、このマッケレル(鯖という意味)
 なんと、見た目は「ヘルメット式潜水 型ロボ」ですw

 なんとなく、この業界へ入る事は、
 小学校の時から決まっていたのかも知れませんね?

 という事で、
 久しぶりにプラモ作り。
 すぐ終わるブログネタかと思いきや、

 めちゃくちゃ長くなりましたね(笑)

 何故、今プラモデルなのか?
 それは、時間講師を務めさせていただいている
 科学技術専門学校 海洋生物学科が発端です。

 ある日、教室へ入ると、、
 ズゴックEのプラモデルが有るではないですか!?

 海洋生物学科。
 と、言っても、水産系の学科。
 自分の時代は「水産増殖学科」

 海もののプラモが飾ってあっても、
 なんの違和感もないのです。

学生が作ったズゴックE

 ただし、今のガンプラは「イロプラ」
 接着剤も不要。
 色もある程度付いていて、そのまま作れます。


工藤製作中。

 でも、なんとなく、
 「錆び」「スス」「よごれ」
 と、使った感が無いとおかしい。。

 戦ってるんですよ。
 設定では、チタンとセラミックの複合材が装甲。
 でも、そんな加工しずらい素材。。

 潜水艦だって、多くは高張力鋼ですぜ?

 海から上がって戦って、海に逃げて行く。
 よごれ、錆びは、当たり前じゃ無いの?

 「リアリティが無いんです。」

マニアックだ。

 そこで、札幌市内で一番マニアなお店
 「文教堂」へ。


武器セットも売っているw

 あるわあるわw
 昔懐かしのガンプラが!

 でも、、、
 ズゴックEとハイゴッグが無い。。


わくわくするね。

 そこで、ヨドバシカメラへ。
 ありました!ありました!


ズゴックE

ハイゴッグ

ゾック

 入手しました!
 気になっていた、
 水陸両用のモビルスーツを☆


進歩しています(汗)

好きなように色を塗る。

 海を中心に移動するモビルスーツ。
 時化ている事もあるでしょう。
 凪の時もあるでしょう。
 緑色に濁っている時もあるでしょう。
 群青色、冷たい海、etc

 そう、海でどんな感じで戦うのか?
 作ったひと、操縦しているひと、などなど
 様々に、海へ思いを馳せながら、
 プラモデルを作り上げて行くわけです。


かっこいい!

ウェザリングで使った感を。

いかしてます☆

しびれますね☆

ブラックライト照射☆

こういうの好き☆

 会社に飾っていると、
 私的な、たんなる私物。
 会社におくべきものでは無い。

 と、叱られるかもしれませんね。

 でもね、こじつけかもしれませんが、
 こんなに、海を舞台に作り上げられたメカ。
 学ぶべきところは多々あります。

 もちろん、想像の域を出る事は無いですが、
 自分に置き換えてみてください。

 こんなに、海での活躍を想像しながら作られたメカ。
 自分自身の海での活躍は想像したことがありますか???

 どのように活躍し、そのために、
 何を装備するべきなのか?
 無駄な部分は?
 消耗する部分は?
 補強するべき部分は?
 などなど。

 海で最高のパフォーマンスを発揮する。
 そのためには、
 そのフィールドで活躍できるように、
 必要なものを考えて揃え、
 トレーニングを行うこと。

 海があって、たのしく潜れたらダイビング。
 もうサイコー☆器材なんかレンタルでいいじゃん☆
 なんかは、ぜんぜんダイビングではないですよ。

 自分が活動するフィールドに合わせた、
 器材を揃えて、トレーニングしてから、
 「ダイビング、やってるんですよ☆」
 と、言えるのでは無いでしょうか?

 おっと、このくらいにしておきましょうね (汗)

 たまに海が時化ると、
 いろいろ感じ、考えることができるんですね(笑)

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