無知の知
本年度の重要な業務についての準備等、全く手がついていない。
焦れば焦る程、時間だけがむなしく過ぎ去って行く。
この状況を試練と受け取るべきか、
自分の気持ちの問題と受け取るべきか。
おそらく両方なのでしょう。
2月20日をもって、弊社も決算を向かえ、先日の4月2日に決算報告の全社会議が開催されました。
その中で、創業者である橋 金作相談役の講話にて、
「身体を動かすものは”心”、”心”を動かすものは”魂”
信念であり、その存在を感じるようにしなさい。」
と、おっしゃいました。
前々からも、良く耳にしておりましたが、今回は胸に突き刺さるものがありました。
橋 金作 相談役です。会社は40周年となりました。 |
いずれにしても、急に終了できるものでは有りませんが、
信念を以て、自分の中の難局に対応してゆこうと思います。
店舗は平尾 恵美 店長に任せ、新人 任 飛銘の教育係として平尾 義人 主任に託し、
僕が優先的に行っているものは、JAUS代表理事である須賀次郎さんと一緒に作成している「潜水士参考書」の執筆で、目標は中学生でも理解出来るようにすることです。
須賀先生です。僕のiPadをいじっています。 |
他にも担当業務もありますし、営業や打ち合せもあるのですが、、、
ここの部分が先ほどのメンタル的効率を落としている部分です。
しかし、折角与えられた機会、なんとしても成し遂げなければなりません。
苦心している部分は、
・口頭で説明出来たことを、解るように文章化するということは難しいこと
・ターゲット層が、何が解っていて何が解らないのか?を考えること
・参考資料、写真がなかなか揃わないこと
・文字数やページ数、フォーマットに合わせること
などで、自分は潜水士講習を行っている回数や頻度が多いと自負していましたが、
文章化してみると、目標としている方々への説明範囲や表現が非常に難しく、
「自分は受講している方々の利益や本質を
”知っていたふり”をしていたのだろう。」
と、強く思い知らされました。
ソクラテスの弁明の一節、いわゆる「無知の知」
もちろんソクラテスではなく、ソクラテスが話しまわった知者のほうで、専門知識はあっても、その知識があるから他のことも知っていると思い込んでいる、ようするに知ったかぶりをしている。
ちなみにソクラテスはその知者よりも、知らない(知ったかぶりをしない)ことを自覚している自分のほうが少し優れているという内容が「無知の知」というものです。
これは冗談です(笑) |
また、これから受講する方々のほとんどは、新しい教育課程で成長してきておりますので、たとえばkgf(kg重)はN(ニュートン)で習ってきていますから、自分も学び直さなければなりません。
N(ニュートン)の挿絵ラフ |
水中重量の説明挿絵。ここからウェイト調整へ展開。 |
浮力の3形態。 |
計算問題がたまに出るパスカルの原理。本来かかる力はNです。 |
これも、いままで必要性を無視しつづけて参りましたが、その効果や、お客様へのアプローチ、また要望への対応等を今一度検討した結果、自分たちの無知に気づき、改めて注力しようと思った訳で、やっぱり「無知の知」だったのです。
僕はOLYMPUS OM-D E-M5ズームレンズキットと単焦点のレンズを購入。
ハウジングはNauticam(ノーティカム)にしました。
PENでおなじみのパンケーキレンズ(単焦点)普段づかいとして。 |
キットズームレンズは扱いやすいと思います! |
時計を写してみました。 |
定山渓にて。 |
ミラーレス一眼、ハマります! |
平尾店長はNikon 1 J3 と、純正のハウジングを購入。
オシャレなミラーレス一眼で簡単。女性に人気です。 |
先ずは使ってみて、お客様からのご質問等にお答え出来るようにがんばります。
二人ともミラーレス一眼ですが、コンパクトデジカメとはまた違った用途、楽しみ方がありますね。興味がある方は、是非お声をおかけ下さい!
と、言うことで、今回は「無知の知」
思い込みや、知ったかぶりは、
誰も何の徳にならないということを思い知らされた3月でした。
3月は自覚の月
4月は新たなスタートの月です。頑張ります。
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