Convenient human sight.
僕は毛虫、芋虫が大嫌いだ。
大小関わらず、嫌いなのである。
でも、不思議と良く見つけてしまうのだ。
意識しているものを、良くも悪くも、めざとく見つけてしまう。
また、嫌いなもの(人も?)ほど、良く観察してしまうこともある。
良く見えてしまうことは、どなたでも経験があるのでは無いだろうか?
そして様々な広告や写真によって、その素晴らしさが情報として流れる。
期待は確信へと変化し、脳に記憶されて行く。
それが感動へつながって行く。
おそらく、絶望感、場合によっては嫌悪感に変化してしまう事も。
水温等の、様々な自然環境の影響も重なって、さらに肥大化してしまうことも。
水中では波長の長い”赤”から吸収されてしまう。
結果として青いフィルターを通したような世界になる。
陸上に比べて、光の少ない世界なのだ。
それは、プランクトンが緑色を反射する身体の持ち主だからである。
まるでバスクリンの中で潜っているようにも感じられる。
夏〜秋の透明度の高い海が強く印象に残っている場合は、なおさらつまらなく感じる。
それをまた小魚が食べ、そしてさらに魚が食べ、、と言う食物連鎖が成り立っている。
そういう問題ではない。
5月末の、北海道積丹、海の色
皆さんの目には、どう写っただろうか?
僕には、とても幻想的に見えるのです。
モノクロ写真は大好きである。
それは、時に、本当の色を引き立たせてくれもするからである。
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