第5回 JAUS ダイビング活動研究シンポジウム


 12月13日(日)
 この日は、日本水中科学協会(JAUS)のシンポジウムがあり、
 東京へ行ってまいりました。


道民ですw

 私も、実のところ、今年、JAUSの理事に推薦いただき、
 一番の末席理事として、今後お手伝いさせていただくことに。
 ですが、今回のシンポジウムに関しては、、

 まったくお手伝いできず、非常に反省しております。。
 まだ、関わっていらっしゃる皆様へご挨拶もろくにできておらず、
 お恥ずかしい限り。

 とにかく、がんばろう。


またまた来ました!海洋大学!

 と、いうことで、この弩田舎者が東京へ。。。
 羽田に着き、いつも宿泊している天王洲へ向かいます。
 モノレールの天王洲アイル駅です。

 調子に乗って、ひょいっとモノレール「浜松町行き」に乗車。
 天王洲アイルは浜松町の一つ前。
 見えてきた!見えてきた!

 みえ、、、た?(汗)

 なんと、天王洲を、、素通り!
 
 まぢかぁっ!!(汗どばっ)

 どうやら、モノレールには、
 空港快速
 区間快速
 普通
 があるようで、空港快速へ乗ってしまったらしい。。

 仕方がないので、浜松町で降りて、反対側の乗車ホームへ。
 乗ってきたのはそのままやり過ごし、
 次の普通に乗車!

 天王洲になんとか到着!
 後で調べたら、そのまま乗っていても、
 折り返しは区間快速で、天王洲に停まるようでした。。

 なんだっそらっ!!

 しょっぱなから、大都会の洗礼を受けてしまったのですが、
 気を取り直して、東京海洋大学へ向かいます。

 思ったよりも歩く。歩く。歩く。
 雨の中、歩く。。。

 東京は12月とはいえ、なんだか暑い。
 汗だくというより「つゆだく」になりながら、
 なんとか、海洋大学へ到着!

 でも、もう、始まっています。。。


パネル展です。

もう始まっていました(汗)

 多分、すごいオーラのような、、湯気を発しながら、
 こっそりと、会場へ入ります。
 みなさん、発表を真剣に聞いていましたので、

 私の恥ずかしい「湯気」は、
 バレなかったと思います(ほっ)

 そろそろ、本題に入りたいと思いますw


とても優しい理事の石川さん。

 JAUS(特定非営利活動法人 日本水中科学協会)
 目的は(定款の抜粋)
 この法人は、海および河川・湖沼のあらゆる分野で潜水活動を行う人たちに対して、安全確保のための基準とマニュアルを提供し、適切な認定と支援を行い、ダイビングによる研究活動、環境保全活動、スポーツ活動、水中の有効利用の安全度を高めるとともに、水中での活動に関心を持つ人たちの縦横の連携を図り、水中で行われる学術研究、文化、芸術、スポーツの振興に寄与することを目的とする。

 そして以下のような事業を行っています。
①ダイバーの技術・知識・経験についての認定と認定書発行事業
②ダイバーの活動基準とマニュアルの研究と制定事業
③水中で行われる学術研究、文化、芸術、スポーツに関する研究会の開催事業
④ダイビング活動を行う個人、団体への協力事業
⑤ダイビングに関する情報収集とネットワーク構築事業
⑥ダイビング活動を行う各種団体へのコンサルティング事業
⑦その他目的を達成するために必要な事業

須賀先生と武田社長。

 今回のシンポジウムは、

  • フルフェイスマスクを使用した身体障害のあるかたのためのダイビングシステム研究ー太田 樹男さん
  • ハイブリッドダイビングシステムについてー須賀 次郎さん
  • フルフェイスマスクについてー武田 寿吉さん
  • スノーケリングとスキンダイビングの生理学的安全についてー藤本 浩一さん
  • 波佐間調査中間発表、インターバル撮影手法の紹介ー山本 徹さん、須賀 次郎さん
  • 映像作品ー斉藤 真由美さん、増井 武さん、中川 隆さん
  • 後藤道夫さん追悼「まちゃあき海を行く」上映

 と言う、とても濃い内容でした。


良いマスクです!欲しい!

これ良いですね!

CASIOの鈴木さんとダイブウェイズ武田社長

たくさん丁寧に教えて下さいました。
   
 太田さんの、身体障害をもったかたへのダイビングについては、

  • レギュを咥えられない→フルフェイスマスク
  • 通常のフルフェイスでは表情が見えない→表情が見えつつ呼吸と死 腔の問題を解決できることが求められる。
  • 故障やエア切れの際、マスクを外せない→呼吸系統の増設が必要。
 これを、ダイブウェイズが解決し、安全性を確保しました。
 
 まとめますと、こういう内容で、
 太田さんの活動努力とダイブウェイズのものづくり、
 素直に、すごいなぁと思った次第です。



東京海洋大学 准教授の藤本さん。

 須賀先生のハイブリッドダイビングは、
 ダイバーが手軽にガスバンク(カードル)を水中へ持ち込み、
 さらに、サーフィスコンタクトを取る、
 安全性の高いシステムの開発についてです。
 
 このユニットの開発も、須賀先生とダイブウェイズが担当。

 実のところ、私も、水中に持ち込むところまでは考えていませんでしたが、
 簡単に船に持ち込めるシングルタンク数本を連結し、
 簡易的でカードルライクな送気式潜水をシステム 化および商品化したいと
 数年前から考え、社内でも話していたところでした。

 なので、とても興味深く、また、勉強にもなりました。

 このダイブウェイズの武田社長が、GULLのマンティスを開発したと聞き、
 すごい方だなぁと、またまた思った次第です。

 それと、日本のものづくり、
 ダイブウェイズ、ビーイズム、キヌガワなどなどなど。
 改めて、国産メーカーの凄さを痛感しました。

 と、同時に、うれしくもなりました。


鯨の骨格が展示されています。

 すべての発表がとても面白く、
 ダイビングのセミナーとしては、
 相当豪華な”てんこ盛り”だと思います。

 みなさんも、是非、来年のJAUSシンポジウムへお越しください。


海洋大学のキャンパス

左から岩本さん、鈴木さん、村上さん。

 会の後は、懇親会です。
 NAUIの岩本さん、
 山形CASIOの鈴木さん、
 村上商事の村上さん、

 と、いう、馴染みの顔ぶれも(笑)


良い話ができました。

石川さんとスージーさん。

 写真家の吉野雄輔さんの奥様、スージーさん。
 とても素敵な方でした。

 が、またしても、
 「NAUIのコースディレクターっぽく無いですね。」
 と、スージーさんに言われてしまいました。

 亡くなられた、井上病院の井上先生も、
 生前よく「NAUIっぽく無いよね」
 と言っておられました。

 クロスオーバーしたほうが、いいのかしら???


ノンアルコールビールです(笑)

 様々なかたと、またまたお話ができ、
 とても充実したひと時でした。


笑顔が優しい河童隊中川さんが武闘派だったとは(汗)

 もちろん二次会にも参加し、
 宴会終了後は、須賀先生直々に天王洲まで
 車で送っていただきました。

 ちなみに、先生はアルコールを飲んでおりません☆
 そして、二人で天王洲まで迷いましたw

 東京って、複雑です。。。


東横インの朝食はメニューが変わらない☆

ここのベトナムコーヒーが好き☆

さて、帰ります。

札幌駅で牛タンを食べましたw

須賀先生にXmasプレゼントいただきました☆

 13日の朝に出て、
 14日の昼に札幌へ戻る。

 日程に余裕があれば、もう少し東京見学したかったのですが、
 なにしろ12月ですからね。

 仕事納めまで、スパートです!

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