褐藻類が生い茂る水中の森 の巻


前回のブログ、3月末の「緑藻類の世界」から、おおむねひと月。

4月、北海道では、潜水士試験の実施される月なので、
・潜水士試験対策講座 札幌開催
・    〃     根室出張
と、4月の上旬は、この潜水士講座一色でした。

そして、中旬は、各ダイビングメーカーの展示会やセミナーが多く、
その後のメーカーとの打ち合せは、1日6社と言う日もありました。

19日から29日は、ポセイドンでも春のビッグイベント「スプリングフェア
もちろんまだ開催中ですが、それに伴いポセイドンウェブサイトのリニューアルも相俟って、1月、2月、3月と同様に、4月もかなり濃厚な月となりました。

で、まだまだ別件の業務があるため、忙しさは変わらないのですが(良い事なのですが)、ウェブも一段落と言うことで、ポセイドン号(船)を降ろしに行きがてら、4月の海に潜る事にいたしました。

船降ろしと、係留場所の移転の為のアンカー打ち作業が、予想以上に手こずり、朝9時から、14時過ぎの5時間休み無し。

正直、嫌になっちゃいました(笑)
部下のヨッチが主体となって、”二人”で作業していましたが、彼の頑張りで、何とか終了し、宝島西へリサーチダイビングに向かう事に。

今回は、私の大好きな「海藻ダイビング」
そして、今年のファンダイビングにと思い、購入した「KELDAN UVライト」
ナイトダイビングでは有りませんが、蛍光ダイビングの実験です。

●ホソメコンブの幼葉と、ワカメ、スジメが織り成す、褐色の森









明らかに、前回の緑の森(茶津)とは違い、褐色の森(今回は宝島西)にチェンジしています。

気持ちが高揚する、見事な繁茂。

この時期は「春濁り」のため、水中の視界は低いですが、写真のように、季節限定のこの風景は3m〜5mにある訳で、カメラをお持ちであれば、60分、じっくりエントリー地点の周辺を堪能することができます。

この時期のポセイドンのファンダイビングは、泳ぎ回らないのです。

見えない事での「迷子」になる心配はいりません。

夢中になり過ぎは良く有りませんが、すぐに浮上出来る環境下。
安心して、カメラとドライスーツを用意して、参加下さいませ!

さて、UVライトの結果ですが、結論は「ナイトダイビングが楽しみ」
まずは日中の写真をご覧下さい。

ムツサンゴは、蛍光発光しませんでした。むしろ紫外線を吸収?

通常のライティング(FIX neo 1200)

なんか悔しいから両方のライトで。なかなかこれも良いかも☆

マボヤも特に発光無し

通常のライティング

なんか、面白い風景。

良く解りませんが、確かに蛍光発光するものもありました。

コンブは赤くなりましたが、肉眼とカメラのセンサーでは違いがありますね。

イボトゲガニ

微妙でしたが、一部白っぽく発光

ホクヨウウミウシ

凄い!キレイ!光ってるぅ〜!!

幻想的な感じ☆これは楽しい!

うねりに自分と海藻が揺られながら、、ゴッコの子供の撮影は超難しいです。

発光とか、そう言う次元ではなく、揺れて撮れない(汗)けど、見てる分には楽しい!

と、言うことで、ナイトダイビングではもちろんの事、
日中のフローダイビング(蛍光ダイビング)は、なかなか面白い!

早くみなさまへご案内させていただきたいですね☆

最後にカメラのホワイトバランス。
いま時期は濁りが有りますので、3mを越えると、なかなか色が出ない。
それがまた良い。と言うのは私の主観ですが、ホワイトバランスを水中モードに切り替えると、、、

ホワイトバランス オート

ホワイトバランス 水中モード

ホワイトバランス オート

ホワイトバランス 水中モード

ホワイトバランス オート

ホワイトバランス 水中モード

以上のように、浅すぎると、いささか赤くなり過ぎてしまいますが、ライト光が当たらない風景写真は、ホワイトバランスを水中モードにすると、結構楽しいかも知れませんね☆


今のシーズンに楽しめる「海藻の森」
場合によっては海藻を見ているだけで酔ってしまう方もいらっしゃいます。

体調は万全にしての参加をおすすめいたします☆

海藻の森は、ゴッコの子供のサンクチュアリです。

が、揺れるので、撮影難しかったです(笑)

ワカメとコンブの違い、海でお話ししましょうね☆

PR ポセイドンのウェブサイト、是非見に来てください!
それと、3月の海フォト4月の海フォトも是非ご覧下さいね☆

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