Go Down! Shiretoko Raus Drift Ice Diving 2017


 3月18日〜20日の、2泊3日
 定例となりました、
 知床羅臼・コールドウォーターツアー。

 コールドウォーターとしましたのも、
 羅臼の流氷は、ウトロ側と違い、
 潮の流れや、風によって、かなり移動します。

 したがって、
 必ず流氷へ潜ることができるとは限りません。
 
 これが、その理由なのですが、
 今年は、氷に潜ることができました!

 水温は、マイナス1.5度
 もちろん、寒冷地仕様のレギュレーターと、
 保温対策をしっかりと行い、2本の潜水を満喫。

 亜寒帯潜水技術研究所といたしましては、
 この羅臼ツアーと、然別湖コタンICEダイビングが、
 とても重要な冬のイベント ビッグ2です。

 あまり語ることはありません。

 私の写真で恐縮ではありますが、
 まずはご覧ください。

知床ダイビング企画・関 勝則さん

くぐって進みます。

オキアミがたくさんいました。

クリオネです。

カイアシ類も大量に。。。

これ、流氷です。

流氷の下の風景。

不思議な景観です。

とても不思議な造形です。

実は、動いています。

流氷の下は豊かな海

潜水時間は40分ほど

綺麗ですよね?

何を写すか迷います。

海藻と氷の世界です。

羅臼の流氷は動きと切れ目があります。

ダイナミックさに感動です。

 流氷の下は、一体どんな世界なのだろう?

 羅臼の豊かな海は、
 流氷の下でも、
 ひっそりと元気でした。

 スジメやオニコンブなど、
 大きくて、びっくりします。

 流氷と一緒に、
 クリオネがやってきていたり、
 様々なプランクトンが豊富です。

 アイスダイビングでも、
 羅臼の流氷は、ウトロと違い、
 かなり動きがある氷です。

 そのため、切れ目や、ひらけた部分があり、
 万が一の場合、その切れ目や、沖合へ移動したりなど、
 脱出経路を確認しながらの潜水となります。

 したがって、ウトロでの流氷や、
 然別湖でのアイスダイビングと違い、
 テザーラインを使用しません。

 その見極めは、現地の老舗ダイビングサービス
 知床ダイビング企画さんにお願いをしています。

 ちなみに、私の最初の所属長は、
 元 知床ダイビング企画の女性スタッフでした。
 
 ご縁を感じる次第ですが、
 まだまだ、何度羅臼へ訪れ、伺っても、
 学ぶところが多いです。

 ぜひ、皆さんも、
 マイドライスーツでの潜水に馴れ、
 ここ、知床・羅臼の海へ潜っていただきたいです。

 氷の下の世界は、
 寒冷地に馴れたダイバーにしか、
 決して、直接見ることができないのですから。

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