声のあるレッスン〜CASIOロゴシーズその1〜


 水中は、声無き世界。

 それがまた好いと云う方も、大勢いらっしゃることでしょう。

 しかしながら、潜水作業などで、通話装置を使用することも多々有り、やはり「声のある水中」は、自由度が増すように思います。

先日の天売島ツアーでも、Logoseaseを使用しました。

 現在の無線による水中通話装置は、様々なタイプがありますが、おおむね1台30万前後、船上機を入れると、セットで60万近くになってしまうのが現状です。

 また、多くの通話装置は、全面マスクを使ったものであり、さらに、コストと必要性がマッチしない場合は見送られてしまいます。

水中では、Kさんの「うぉ〜☆キレぇ〜☆」がよく聞こえました。

 ポセイドンで導入を開始した「CASIO ロゴシーズ」は片側通話が出来る、水中トランシーバーで、骨伝導と超音波を利用しており、レギュレーターをくわえたまま、バディ間で水中通話が可能です。

 多くの水中無線機に比べると、バディ同士の通話に便利なBASICセット(2台セット)で76000円(税別)ですから、非常にローコストな通話装置なのです。

ちょっとした事を伝えるのに便利です。

 会話だけではなく、トラブル発生時や、少しバディと離れてしまった時にも便利で、叫ぶだけでも、相手に気付いてもらえるメリットがあります。

 いつもバディで潜っている(自分たちだけで海へ出かけている)セルフダイバーの皆さんには、とてもメリットがあるのでは無いでしょうか?

ロゴシーズはもちろん防水です。

 但し、ロゴシーズは、ある程度ですが、使い方のレッスンが必要なのと、使用経験からの「練度」も重要です。

 呼吸音等のノイズや、センサースイッチの意図としない切り替わり等もあり、故障や誤動作ではないのですが「慣れ」が必要なのです。

アドバンスコースでのロゴシーズ説明。

 ポセイドンでは、近日NAUIからリリース予定の「ロゴシーズ スペシャルティコース」をかわきりに、アドバンスコース、リフレッシュプログラム、ファンダイビングと、様々なアクティビティに「声」を導入する予定です。

「次はマスク脱着しましょう」

見た目は近未来的ですね。

浮力とトリムライン、上手ですよ☆と、タイムリーに言えます!

話せるので、ナビゲーションでも威力を発揮します。

これはスガモで海藻ではなく海草です。も言えました。

 ここで、使用したお客様からの声を紹介したいと思います。

・アドバンスコース参加のIさん
 「すごく楽しかったです!海の中で話すことができるということにすごく感動しました!」

・アドバンスコース参加のYさん
 「耳が悪いだけかもしれないですが排気泡で音がかき消されて聞き取りづらかったです。呼吸している時は聞こえました!」

・アドバンスコース参加のMさん
 「やっぱり透明度が悪かったせいか、音が聞こえにくくなることが良くありましたね。また透明度が良い時に使ってみたいですね」

・セルフダイバーのMさん
 「GPSか、何かがついていて、漂流した時に追跡してもらえる機能があれば買うんだけどな。」

 以上、とても率直なご意見です。

 私も、話し方のトレーニングに精進いたします。
 目指すところは、ローソクの火を消さないように話す事が出来るようになることです☆

生物紹介も、スレート等の書き込み時間がありません。

ファンダイビングではとても便利ですよね。

 山形カシオ ロゴシーズスペシャルページはこちら。
 近々、ポセイドンも取扱店として掲載される予定です。

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