そうだ、然別湖へ行こう!(Let's go to the Lake Shikaribetsu!)
然別湖
ザックリ言うと、北海道の帯広市の上のほう。大雪山国立公園の中にあります。
湖水面は約810mで、北海道の自然湖の中では、一番高い場所にあるので、
「天空の湖」
と、呼ばれています。北海道の大自然にココロを洗われながら、美味しい大地の恵みを食べ、のんびり温泉に浸かり、きれいな夜空を眺め、明日への活力を養う。
そんな、癒しの場が「然別湖」なのです。
あぁ〜、、、いいわぁ〜。。最好だわ〜。。。
おっと、大雪だけに、大切なことを忘れていました(汗)
僕達は、ダイビングのお店です。
もうご存知のかたも多いかと思いますが、そうです。潜ルンです。然別湖に。
通称「くちびる山」と呼ばれる天望山。湖面に写る風景は唇のようです。 |
いつもと違った場所で、ちょっと変わった活動を行ないます。
1、高所潜水(標高300m以上の高所域での潜水)
2、特定外来生物ウチダザリガニの防除活動(鹿追町の活動の一環)
と、言うことで、10月19日〜20日の一泊二日で、行って参りました☆
本来の計画では4回行く予定をしていたのですが、なかなか時間が作れず、ようやくこの日に行くことができました☆
先に、然別湖(鹿追町)についてと、ウチダザリガニについて、ご覧下さいね。
鹿追町観光情報はこちら
ウチダザリガニについてはこちら
ポセイドン然別湖ツアーについてはこちら
それでは、今回のレポートです!
○雪が降り、紅葉か終わった然別湖!?
道東自動車道の風景。 |
先週の連休は、然別湖も紅葉がピーク!に、なるはずだったのですが、天候は荒れ、雪が積もってしまったとの事。。。
流石に、もう融けていると思い、車を走らせていると、、
「雪!?」
この時期の然別湖は夜になると、気温も氷点下になるので、冬装備は用意していたのですが、まさかの残雪です。
途中の美蔓パノラマパークにて、十勝を望む。 |
これでも融けた様ですが、中には夏タイヤで然別湖へ来た観光者もいて、スリップした車を押してあげたり。
扇ヶ原展望台には残雪が。 |
今年初の雪だるまです♪ |
ダケカンバが生茂ります。 |
爽やかな快晴でした。 |
なんでも、先週は吹雪で、雪の重みで木が倒れてしまったり、道路は通行止になったりしていたそうです。結構降ったみたい。
湖はまだ凍っていません。大丈夫です(笑)
いずれにしても、相変わらず風光明媚な然別湖です。
○ミヤベイワナの遡上と、ウチダザリガニ防除
湖上を走るボート。 |
弁天島です。 |
遥かなるオレゴン州を連想させます。 |
ヤンベツ川。 |
北岸の風景は、日本と思えない感じで、大好きです。
いざ、ヤンベツ川へ!
うまく撮れません(汗)結局こんな写真(笑)でもかわいいでしょ? |
ミヤベイワナ、いましたいました☆
ですが、、、逃げるのが速い。。。 防除もありますし、じっくり待っていられず、撮影は断念(笑)
水草がキレイです。 |
埋まって逃げようとするウチダザリガニ。 |
よくよく見ると、あどけない表情が可愛いのです。ごめんね(涙) |
この辺は水草も多く、ウチダザリガニの侵食が心配な場所。
♂12 ♀5 の個体を捕獲。
残雪。 |
かわいそうですが、元々食用として入植されたと言うことで尻尾を千切り、殺処分。私達のおつまみになるのでした。
おいしかったよ☆ウチダくん☆
○温泉!夕食!ナイトクルーズ☆
今回もお世話になる風水さんです。 |
夕暮れ時のくちびる山。 |
まずは温泉!冷えた身体に「しみるねぇ〜」
部屋はレイクビュー。ダケカンバがなんともいい雰囲気です。 |
遊覧船です。 |
そして、夕食です☆
鹿追産の食材など、お肉も野菜も、そしてオショロコマの塩焼きも、とっても美味しく、みなさん満足☆いつ来ても美味しい☆
共食いではありませんからね! |
お食事はとても美味しいです! |
何から食べようかな?と迷っちゃいます。 |
オショロコマの塩焼きです。養殖しています。 |
幸せな気分です☆ |
そして、この日は「ナイトクルーズ」が無料!
ピアニストの大塚賢太郎さんの船上生演奏もあるという事でもちろん参加です☆
満月だったので、船から見る、月明かりに照らされた湖面と周りの山々がとても素敵です。
ナイトクルーズは、さすがの僕も、無言になりました(笑) |
夜空のオリオンを見上げながら大塚さんのピアノ演奏。
それはもう、前の席の若いカップルがとろけていました(笑)
僕はどちらかと言うと、そっちのほうが気になっていました。んふふふふ。
ホテルの部屋は「レイクビュー」
電気を消して布団に入ると、こんな景色が眺められるんです。
ほんとキレイですから、是非参加して、ご自身の目でお確かめ下さい☆ |
あまりのキレイさに、寝不足です(笑)
○0500起床!恒例の早朝カナディアンカヌー
目が覚めると、こういう風景なのです。すごいキレイです。 |
朝陽とともに活動。きれいな光景が目の前に。日本の夜明けぜよ!
こんもりと雪が。 |
頭から、、生えている(笑) |
で、気温はマイナス1度。霜が降りていました。
その中を、朝一番のカナディアンカヌーで、湖上を楽しむ訳なのです!
もちろんタンデムなので、チームを決めました。
なんともAさんと組むことになり、息が合わない合わない(汗)
座礁しそうになったり、おいてけぼりになったりと、大変でした(笑)
それはそれで楽しかったです。
真っすぐ進みません(笑) |
おいてけぼりです(笑) |
途中、うぐいす湾で休憩。ここでは、こだまのリレーが楽しめます。
また、好きな人の名前を叫ぶと、うまくいくと言う伝説を去年作ったので、G君に、言わせてみました(笑)
うまくいくと良いね♪
で、Aさんにも強制しました☆
Aさん「あたし、ウマヅラハギが好きなんだよね〜」
との言で、叫んだ言葉が、、、
「ウマヅラ〜!!」
8月のナイトダイブ。叫んだご本人。捕まえたのではなく、入ってきました。ある意味成就した? |
帰りもやっぱり、おいてけぼりです。 |
たのしかった☆
○ホテルの前で2本潜ったよ!
雲が出てきました。 |
のんびりしすぎて、気付けば出発時間です。
昨日は快晴でしたが、今日は雲がかかっています。
これはこれで雰囲気があってGoodですね☆
さて、準備を行い、ここで2ダイビング行ないます!
水中モードで撮影しました。 |
ウチダくん発見。 |
「え?なんすか?」と言うようなしぐさをします。 |
さっきまで「今日1本でも良い?」と、水温に対し消極的だった女子も、何故か急にテンションが変わり「なんか楽しくなってきた。あたし撲滅させる!」と、妙なオーラをまとい始め、水中でも阿修羅の如く、ウチダ君を捕獲していました。
湖特有の風景。この落ち葉の中にウチダザリガニは隠れています。 |
じっとみつめています。 |
がれ場の中、倒木の下等にも隠れています。 |
見つけました! |
「なんすか?いったい。。。」と、言っているのでしょうか? |
パーコレーターで入れるコーヒーは最高ですが、沸くのに時間がかかります。高所なので。 |
♂151 ♀69 合計220個体を捕獲。
水温9度、透明度5m(秋のアイソサームの為)
袋の中は捕獲したウチダザリガニです。 |
共存できれば良かったのですが、、、残念です。捕獲します。 |
そのあと、温泉で身体を暖め、然別湖を後にするのでした。
地元産のラムを使った「ラムどんぶり」です。超美味しかった! |
ラム定食です☆隣の芝は青い?美味しそう。。。 |
場所は美蔓亭。美蔓パノラマパークの近くです。 |
○寒冷地では、インナー勝負です。
右がフュージョンワン、左がフュージョンバレットドライスーツです。 |
今回の水温は8〜9℃で、春の積丹と概ね同じくらいです。
冬であれば暖かいほうの水温なのですが、まだ寒い環境に身体を馴染ませていないので、参加されたかたは、とても冷たく感じたそうです。
でも、WHITES二人は寒くなかった!
それは、インナーによるもので、ネオプレーン2人はいつも通りの普通の格好。僕ら二人はシェルドライの生地がペラペラなので、中に専用の「サーマルフュージョン」と言うインナーを着ていました。
膨らませると、クマの様です。もちろんヒグマです。 |
シェルドライは生地が薄く結露が起りやすく、WHITESは裏側表面がつるつるなので、結構、水が発生します。普通の服をインナーにしてしまえば、ベッチャベチャに濡れ、さらに冷えます。
サーマルフュージョンは表面は濡れていても、身体側の面はさらさらしています。
そしてしっかりとした保温機能。
さらに、エキジット後のドライ内の給気で、それはそれは「大きなダウンジャケット」を着ているのと同じわけなのです。
これがまた、膨らませると、上がってから寒くないんですよね。 |
ドライでのダイビング、みなさんも、今年はインナーをこだわってみてね☆
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○まとめ
ガルルルル! |
今回の然別湖高所&ウチダザリガニ防除潜水も、とっても楽しかったです☆
目的を持った潜水、気持ちがいいロケーション、ココロもカラダも暖まる温泉、美味しい食べ物。
本当に最高ですね☆
ウチダザリガニは相変わらずですが、個人的感想ですが、以前よりも大きい個体が減っている感じがします。続けて行く事が大切なのです。
隠れていますが、なにか? |
今回参加されました皆様、ご協力戴きました皆様、
本当にありがとうございました☆
是非こちらもご覧下さい。
然別湖畔温泉ホテル 風水
然別湖ネイチャーセンター
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