SubArctic Diving 2016 "フクロノリゴリー 積丹2"

ゴリー(ダンゴウオ科ホテイウオ属)

 2016年3月14日(月)
 経過確認のため、積丹へ。
 海藻の繁茂状態と「ゴリー」の経過確認です。
 
 12日(土)、13日(日)も、
 もちろん、積丹におりました。

 久々の3連潜です。

 とは言っても、
 12日、13日は、
 NAUIダイブマスターコースのレッスン。
 
ダイブマスターコース中です。

 潜ってみると、先週と比べ、
 海藻の生育状態は、少し進んでいました。
 また、春の濁りが始まりました。

 しかしながら、講習ですから、
 ゴリゴリにゴリー(ゴッコ幼魚)を探すのは、
 ちょっとできない相談ね♪

 そこで、
 14日に、夏海とヨッチが、
 NAUIスクーバダイバーコースのレッスン。

 3連潜でお疲れでしょうから、
 僕が往復の運転を担当し、
 水中のリサーチを行うことにいたしましたわけなのだん。

春は目前です。

 透明度:7m(もやっています)
 水 温:7度
 海 象:凪(意外とうねりあり)

夏海も頑張っています。

楽しいレッスン☆

ヨッチも頑張っています。

この後Fさんはダイバー認定となりました!
 
 何か目標を掲げなければ、
 すぐに目移りする性格なので、
 今回のリサーチテーマは、

 ・海藻の生育
 ・ワレカラ
 ・ゴリー

 この3つに絞って、GO! DOWN!
 水中はこんな感じでした♪

水中の青と緑に癒されます。

賑やかですね☆

 エゾヒトエグサなどの緑藻類は、
 数年前に比べると、まばらな感じ。
 ですが、所々に繁茂しています。

海藻で包んだ、おにぎり山。

海藻は、流れに逆らいません。

 スサビノリ等の紅藻類も、多く見られました。
 
縁が白くかすれています。

 ワカメやホソメコンブ(幼葉)、ケウルシグサ等の褐藻類も、
 徐々に勢力が広がり、緑紅褐のコラボも。
 なんとも豪華な感じです☆
 
豪華です☆

なんとも春らしい。

次第にコンブが増えていきます。

 こうした海藻の中、少し風変わりな生物も。
 そうです☆けっこう素通りされてしまう、、、
 ワレカラです!

隠れています。

これは大っきかった!

話し込んでいるように見えます。

光の当て方を変えるとこうなりました。

 なかなか大きかったですよ!
 4cmはあったと思います。

 小型のマルエラワレカラは、かなりの数を見ることができました。
 ですが、うねりの中での撮影は、容易ではありません。
 ラッキーパンチ☆的な数枚を掲載いたします。

 さて、いよいよ、フクロノリの群生ポイントへ☆

なんと水深1.2〜2.5m

中に空気が溜まっています。

 今回は、うねりの影響でしょうか?
 ゴリー達(ゴッコの幼魚)は、
 フクロノリの中に隠れてしまっています。

 ほじくり出すのは、かわいそうですし、
 基本的に、それはNG行為になります。

 表に出ているゴリーを探しましょう☆
 
 目を凝らして探していると、、、

ゴリー発見!

 いました!ゴリーです♪
 大きさは、概ね4mm〜5mmほど。

 ちなみに水中ですから
 少し大きく6mmほどに見えます。
 
フクロノリに乗っています。

光の当て方を変えると。。。

表情も違って見えます。人見知りゴリー。

黒ゴリー。企んでそう。

かわいいゴリー。

 私は、、、、、
 もともと遠視。
 堂々と言いますが、既に老眼+2.0

 正直、ゴリーを撮影するには、
 ちょっと難ありです。。。

 使用カメラと仕様
 OLYMPUS OM-D E-M5
 12-50 MACROモード
 デジタルテレコンX2
 Nauticam SMC-1レンズ
 ハウジングはNauticam

 で、かなり拡大して撮影しています。
 それを、RAW(ロゥ)で記録。
 Macで現像という感じです。

 なんと、便利で快適な道具なのでしょう☆

 ヨッチはOLYMPUS TG-3顕微鏡モードで
 撮影をしているみたいです。
 よく写るみたい。

 肉眼やルーペでは、
 なかなか確認が難しい、
 ゴリーの表情や模様。

 是非とも、機器を、ご用意いただき、
 可愛らしい姿を観察していただきたいです☆


 さて、みなさん!
 今回の私の目標
 
 ・海藻の生育
 ・ワレカラ
 ・ゴリー

 でしたが、いかがでしょうか?

 3月20日、3月27日くらいまでが、
 旬な感じかもしれません。

 ゴリーは5月くらいまで見ることはできますが、
 海藻の勢力図はけっこう変化します。
 
 毎回が、毎週が見どころ満載です!

 SubArctic Diving
 北海道ー積丹の春。
 オフシーズンではなく、、

 オンシーズンなんですからね☆

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