アカンコロペ(ホテイウオ)の幼魚
2月も終盤になって来ましたが、
時化やすかった中でも、1日、5日、16日と、
定期的に、積丹町 美国の茶津へ潜水する事ができています。
この時期は、水温はまだ冷たいものの、
透明度も10mほどあり、水の色は淡いブルーで、
海藻の成長が著しい、とても綺麗な世界です。
2月1日 |
2月5日 |
2月16日 |
そんな、水中世界、
今は緑藻と紅藻が多く見られますが、
あと数ヶ月後には、ホソメコンブなどの褐藻が勢力を伸ばします。
その海藻の中には、ホテイウオの幼魚の姿も見られます。
昨年末までは、
ホテイウオ成魚の元気な姿も見られ、
また、タコなどにやられてしまった姿もあり、
自然という厳しさを目の当たりにしましたが、
年も明け、2月の今時期は、その子供たちが、
様々な困難を乗り越えながら、成長する姿を見る事ができます。
この成魚、数週間後には天敵に食われました |
ホテイウオは、七福神の布袋様になぞらえての名前ですが、
北海道の地方名は「ゴッコ」です。
アイヌ語では、コッコと呼ばれていたり、
アカンコロペ:吸盤を持つもの
イルシカチェプ:怒る魚
などなど、様々な呼ばれ方をしているみたいです。
ゴッコと呼ばれることが多いですが、
アイヌ語のコッコから来ているのでしょうか?
エゾヒトエグサを優しくかき分けると |
いました。6mmほどの幼魚です |
なかなか写すのは難しいです |
観察用ルーペにチョロチョロ泳いで来ました |
1cm近い幼魚です |
お腹の吸盤でくっついています |
フクロノリの中にいます。 |
2月から3月は、
海藻が日に日に成長し、
ゴッコ幼魚などが元気な姿を見せてくれます。
今週末は残念ながら海は時化、
来週は、楽しみにしている然別湖アイスダイビング。
再来週の積丹美国の水中は、
どのような彩りを見せてくれるでしょう?
本当に、楽しみですね☆
さて、本日2月19日は、
ポセイドン決算セール「お客様感謝祭」のフィナーレです。
ポセイドンもいよいよ年度末となります。
ここまで来る事ができましたのも、
一重に、皆様のおかげでございます。
2月21日からは、弊社も新年度となります。
社内体制はまだ決まっていませんが、頑張って参ります。
何卒、変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
【親愛なる皆様へ】
もうご存知かと思いますが、
10年以上、私の下で頑張って来ました、
ヨッチこと平尾義人君が、2月14日付けで退職いたしました。
私といたしましては、彼が去っていくことに対し、
まさに晴天の霹靂であり、誠にもって、断腸の思いです。
しかしながら、どうにもならないこともあります。
彼に変わり、今までお世話になりました皆様へお礼申し上げるとともに、
今後の平尾くん、そしてポセイドンを、どうか応援くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。
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