Go Down! Lake Shikaribetsu "KOTAN" Ice Diving 2017
写真は、氷に封じ込められた「気泡」です。
水に溶け込んでいた空気などが、ゆっくりと表層から凍る過程で、
まだ凍っていない下方へ移動していきます。
そうして出来上がったのが、この写真の状態です。
透明な氷なので、よく見ないと、凍っているようには見えないですね。
ちなみに、その上の白い層は、雪が積もって急速に出来上がった氷です。
みなさん、こんにちは。
ポセイドン 北海道ダイビングセンター、
亜寒帯潜水技術研究所の、工藤和由です。
先日、2月25日、26日と、
第6回になる、「然別湖コタン アイスダイビング」を、
然別湖ネイチャーセンターの協力のもと、開催いたしました!
ここに来ないと1年が始まらない! |
この日の天候は、晴れたり吹雪いたりと、
高所ということもあり、
なんとも変わりやすい天気。
気温はマイナス8〜マイナス10度くらい。
予想よりも、随分と暖かい感じです。
ただ、風が冷たい。。。
潜水ポイント |
前日に、穴を開けてもらっていましたが、
結構な雪が降ったらしく、
薄氷と雪で上の写真のようになっていました。
この下に、潜るんですよ〜♪
すごいですね〜♪
下見の後に、急に吹雪き始め、
さらに、ホテル風水さんの前にある、、、
「謎」の雪像が、、なんとも(笑)
謎の雪像w |
…そして、この写真を、インスタグラムのフィルターをかけ、
投稿したところ…
邪神様 |
「邪神様! 邪神様!」
と、話題になり、、アイスダイビングは「みそぎ」化してゆきました。。
潜りたさそうなマッツw |
レッツゴー! |
重たい荷物は、タイミングよく、
ネイチャーセンターのマッツが、
モービルで運んでくれました☆
マッツはコタンで忙しいので、
残念ながら潜ることができません。。
なので、フードだけで、潜った気分を味わっていましたw
さて、いよいよGo! Down!
準備が終わったら、開氷式です |
バランスピストンタイプの凍結状態をテスト |
さて、割りますw |
いつもよりも暖かい!
淡水につき、表層付近は0.2度とかろうじてプラス。
潜ってゆくごとに1度、2度とプラスになっていきます。
深いところでは4度くらいです。
これは、水の特徴で、
水素結合上、4度が一番密度が高くなるからです。
ここが、海との違いですね。
とはいえ、
淡水は凍る温度が0度なので、
あっという間に器材たちは凍っていきます。
みなさん準備が早い |
命綱のテザーライン |
レギュレーター、凍結してるかも。 |
レギュレーターが凍結するのは基本です。
なので、折り返しやすい範囲で、氷を見て楽しみます。
また、高圧空気にも、湿気が入っていますから、
より除湿されている「エンリッチドエア」の方が、
アイスダイビングは良いのかもしれませんね☆
BCやウェイトベルトなど、一度潜水し、濡れた器材は、
バッキバキに凍りつきます。すっごいです。
そこで、お湯でその都度溶かしたりします。
二重Yラインを、シングルYラインに変更 |
これから潜降ですね |
時折のぞくお日様が、水底を照らします |
穴を開けてくれたチャーリー |
EANxでの潜水 |
バッキバキに凍りつく、淡水の「アイスダイビング」
ですが、凍りつくからこそ、幻想的な世界が出来上がります。
今年のテーマは、氷に閉じ込められた「気泡」です!
それでは、またまた、
写真でファンタジーワールドをご覧ください!
動的バブルと静的バブル |
ブラックライトで照射しました |
めちゃくちゃ綺麗ですね! |
透明氷で屈折 |
なんとも不思議 |
考えると贅沢な風景です |
面白いですよね |
掘り出せない、実体がない宝石 |
氷の世界に感動 |
排気の動きがまた面白い |
氷越しのダイバー |
本当に、綺麗で不思議な世界です |
いかがでした?
めっちゃくちゃ綺麗でしょ??
実は、、ポセイドンが、然別湖でアイスダイビングをおこなう理由は、
自然が創り出すファンタジーワールドだけではありません。
1、ポイントとホテルが近い
2、然別湖コタンがめちゃくちゃ楽しい!
3、上がった後の温泉がまた、いいんです♪
4、ご飯と「ICE BAR」でのお酒が美味しい☆
5、空気がうまい
6、札幌から4時間くらい
7、現地の皆さんがみんな良い人☆
8、謎の雪像がある!
と、ダイビングをガツガツ行うツアーではなく
時期限定のイベント「然別湖コタン」を含め、
全てを満喫する楽しさがあるからなのです☆
次のブログは、氷の湖上 満喫編です!!
お楽しみに!
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