水無月最後の潜水はEANx講習 の巻


今年の6月ラストダイブは、EANxスペシャルティコースでした。

1本目は酸素濃度32%
2本目は酸素濃度36%

ただ、ポセイドンでナイトロックスガスを製造していませんので、お客さまだけ使用いただきました。
製造施設の話しも、あとは弊社役員会で承認もらいやすいように、資料をまとめて祈るだけ。

がんばろう。

このEANx(エンリッチドエア ナイトロックス)は、通常の空気(酸素濃度21%)に比べ、32%、36%と高濃度になっており、減圧リスクが少なく、また北海道のように水温が低く、冬季間では末梢の循環が悪くなる環境ではメリットがあるのです。

沖縄でも、海外でも、良く見かけるEANx
青森まで製造施設が有る訳ですから、札幌も頑張らないとね!

さて、今回EANxを使用されたお客様は、どんな感じだったのでしょう?

天気に恵まれました♪

積丹も、水温が徐々に上昇してきました!只今水中で16℃

天気が良いと、こんなに透明感!宙を浮いている感じです!

まだ海藻がもしゃもしゃ。

お気に入りのガラモ場。

リフレッシュも兼ねがね、ビーチエントリーです。

水深は12mまで。潜水時間の計画は60分。

水中のフライングモンスター”ヒラムシ”

ツルモと光のコントラストがまた、素敵です。

ダイバーを怪訝そうに見ていますね。。。

説明を追加

ヒメイカもフワフワしています。

スガモ場は、クロヘリアメフラシの牧場です。

コケギンポのコケはサンゴのようだ。

泳ぐ魚も、空を飛んでいるようだ。

光と影の存在。深く考えさせられます。

それにしても、美しい水中環境。

good diving!

水深は本当に浅かったので、減圧リスクを抑える効果までは実感が湧きませんが、
DIVE 1 : 60min
DIVE 2 : 50min
と、結構長時間のダイビング。ドライスーツとは言え、水温は水底で16℃なので、いつもなら疲労感一杯のダイビングなのですが。。。

ログブックの記入中。

使用したYさん曰く、
「疲れない。。違うね。。。これはいいね。」
との感想をいただきました。

そうなんです。大きな声で「疲れづらい」と宣伝こそ出来ませんが、
高酸素濃度の空気は、ダイビング終了後の疲労感が違います。

社内でも、年々ぼくら職業ダイバーの年齢が上がってきております。
お客様はもちろん、社内での安全衛生的観点から、やはりEANxは必要なガスだと思うのです。

社内にも、その理解を深めてもらえるように頑張ろうと思います。

ダイビングのあとは新鮮な魚介類。これぞ積丹スタイル。

もう、暦では夏なんですよね。

スーパームーンから、月齢もこんな感じになりました。

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