ダイビング器材と、ダイビング事業部のお仕事




 上の写真は、弊社、我が部署の、お薦めして行きたい、理想の装備です。

 お写真の掲載や、利用は、ZERO社に許可を頂いており、
 様々なパンフレットなどにも使用します。

 こんにちは。株式会社沿海調査エンジニアリング
 ダイビング事業部 部長 工藤和由です。

 このお写真を見て、
 ZEROさん、よくぞやってくれました☆
 と、思いました。

 会社の理想、方向性と、販売して行きたい製品群、
 そして、そのトレーニングと、保守これらが、
 マッチすることは、なかなか無いものです。

 まさに、ぴったりのお写真です。 
 あえていえば、コンピューターは、
 日本メーカーのソーラーのタイプが良いです☆

 日本の法令「高気圧作業安全衛生規則」に合わせ、
 国産のダイブコンピューターも、いいと思うんです。
 自分に、考えがあるからですけれども。

国産のコンピューター(ソーラー電池) 

このコンピューターと連動する水中トランシーバー

 今回は、私の部署の事について、
 少しだけ書かせていただこうと思います。


 さて、弊社
 株式会社 沿海調査エンジニアリング
 は、潜水について、様々な業務を取り扱っております。

 会社の創設者は、橋 金作 (NAUI 3523) で、現 相談役です。
 二代社長は、土田 浩人 (NAUI 6764) で、現 会長です。
 現在の社長は、大塚 英治 (NAUI 14284) で、私と同期入社です。

 弊社は、取り巻く環境の変化に合わせ、
 現在に至るまで、様々に適応してまいりました。

 部署は、総務、事業推進本部、海洋技術部、ダイビング事業部。
 一番古い部署は、我がダイビング事業部です。
 一般的には、ポセイドンという名称で知られます。

 海洋技術部の業務は、
 生物調査、生物分析、海洋構造物現況調査、海底地形測量、
 海事工事、水中映像など。
 潜水調査から分析、報告書作成まで、一括で行えます。

 ダイビング事業部の業務は、
 潜水講習、潜水器材やアウトドアグッズの販売、環境教育、
 器材保守点検、潜水器材のレンタル、高圧ガス製造、
 高圧ガス容器耐圧試験など。

 ダイビング事業部では、実店舗を構えており、その店舗名が
 北海道潜水センター「ポセイドン」です。
 そうなんです。ポセイドンは店舗名なのです。

 ダイビング事業部は、守備範囲が広く、
 まとめると、
 
 販売事業(一般向け営業、官公庁及び法人営業)
 講習事業(一般向け講習、官公庁及び法人講習、学校講習)
 ツアー事業(一般向け)
 地域振興(地域の支援潜水、観光などの活性化、環境教育)
 メインテナンス事業(一般向け、官公庁及び法人向け、保守整備、レンタル)
 高圧ガス事業(高圧空気、EAN28~EAN75、陸上用29.4MPa、自社耐圧試験)
 
 を担当しています。

 これらの事業は、専門性が高く、
 店舗の4名では、とてもまわりません。
 なので、事業推進本部も入り、会社戦略的に行っています。

 なかなか、ご紹介する機会がありませんので、
 ちょっと、書いてみました。

安全教育講習会の一コマ

 講習などの指導、最新器材の普及、安全潜水の普及啓発活動とは、
 一般的なスクーバダイビングの他に、
 高気圧作業安全衛生規則など、潜水士に関わる業務でもあります。

 高気圧作業安全衛生規則に、事業者の責務として、
 労働者の危険又は高気圧障害その他の健康障害を防止するため、作業方法の確立、作業環境の整備その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
 と、あります。

 そのための、一つの方法として、
 エンリッチドエア ナイトロックス(EANx)の使用があります。
 そこで、弊社はEANx製造を行っており、方法は分圧混合になります。

弊社高圧ガス製造所

 純酸素をタンクに入れ、キレイな 空気で昇圧させます。
 従って、75%と、高酸素濃度のEANxも作ることができます。
 要するに、作業ダイバー向け、DECOタンクとなるわけです。

 また、デマンド送気式潜水の器材も取り扱っております。
 その中で、空気圧縮機からの送気ではなく、
 EANxを充てんしたスクーバボンベからの送気も提案することができます。

 使用される皆様のヒアリング、
 潜水方式と潜水資器材の提案、
 その使用トレーニング、器材の保守

 これらをパッケージで販売することが、理想です。
 
 このことは、一般のお客様に対しても同じですね。
 黙っていてもお店に陳列しておけば売れた時代は過去のものです。
 潜水器材のご紹介と提案、その使用トレーニング、器材の保守。

 より良いサジェッション(提案)のために、
 自分で使ってみたり、潜ってみたり、
 考えながら、幅広くリサーチしています。

マスクのサイズを選べるDIVEWAYS アイアイマスク

 ※次回のブログでは、アイアイマスクをご紹介いたします。


 弊社が産まれたキッカケは、
 J.F.ケネディの、これからのフロンティアは、宇宙開発と海洋開発
 という言葉に、橋 金作が感銘を受けたからでした。

 今もまた、
 これからは、宇宙開発と海洋開発
 と、言われているようです。

 そう思うと、自分が、こういう業務に就くことが出来たこと、
 今更ながら、光栄に思いますし、
 辛いことも多いですが、楽しい毎日を過ごしております。

 弊社の業務は「夢と感動」が、いっぱいです。

器材ワークショップの一コマ

 皆さまも、ぜひ、
 さまざまな、ダイビング器材にふれ、
 ダイビングメーカーの熱い思いを感じ、

 これからの、ダイビングライフを、
 より一層豊かなものにしていただければ幸いです 。

 私たちに、ぜひ、お手伝いさせてください。

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