光と影の回廊
5月21日(日)
この日は、ファンダイビングを担当いたしました。
社内の体制が変わり、
現在は、高圧空気充填所に勤務することとなり、
立場は、保安管理体制の「保安統括者」です。
実質、充填業務や保安管理は「保安係員」の業務になります。
私も充填は行いますが、統括者なので、管理が主になります。
弊社の高圧ガス製造施設は、EANxも製造しているので、
潜水業界ではそこそこ大きな、高圧空気充填所ですが、
ガス業界でいうと、かなりニッチな分野で小規模ではあります。
その高圧空気充填所(Hokkaido High Pressure Scuba Air)
潜水作業と、潜水講習が、車の車輪だとすれば、
充填所は、エンジンに例えられると思います。
販売、店舗に関しては、車のボディでしょうか。
空気充填だけが業務ではありません。
弊社が所持する船舶の管理や、レンタル器材の管理、
潜水器材(コンプレッサーも含む)の整備も、我々の業務。
なので、現在私は、レギュレーターなどの、
潜水器材の整備、オーバーホールを担当しています。
これは、各メーカー、各機種ごとに、作動原理は然程変わりがなくても、
構造や部品、分解、組み立て、調整方法が異なるため、
長い実務経験が必要な業務でもあります。
と言うことで、今の部署は、戦でいう「兵站」
ロジスティックな部署にあたるわけです。
今まで限定的に行ってきた事が、専門の部署と変わり、
日々の作業を淡々とこなす感じです。
ですが、みなさんご存知の通り、
潜水講習、ツアーを担当するインストラクターの
絶対数が足りないことは間違いありません。
自分もNAUIコースディレクターの端くれではありますから、
次世代を育てるのもインストラクターの任務であり、
足りていないコースやプログラムを担当することは当然です。
スペシャルティコース以上の開催を行えるのは、現状で私しかおりません。。。
と、言うことで、土日は、講習やファンダイビングを担当しています。
結局、相変わらずなので、みなさん、どうかご安心ください。
(前より忙しくなっちゃったかも。笑)
出港です! |
ポセイドン号は別件で使用しているので積丹マリーン号。 |
この日は、最近ハマっているポイント、
「光と影の回廊」へ行ってきました。
ポイント名は、なんとなくそう感じたので。
この間つけました(笑)
水深は浅いのですが、
その分、光が差し込むと、
とっても綺麗なのです。
ほんわか水中春霞。 |
ぽっかり空いた岩の中から。 |
その下は、スジメでいっぱい。 |
なんともメルヘンチック。 |
ウリクラゲを発見。 |
記念撮影☆ |
回廊と言っても、中庭があるわけではないです。
でも、モニュメント的な岩を中心に、
周りの水路を泳ぐのは、回廊を歩いているような気分です。
また、岩のトンネルをくぐると、天井が抜けた場所なので
光が差し込むと、本当にキレイなのです☆
そしてオーバーハングになっている部分は影になり、
かなり幻想的な風景となるのです♪
光と影の回廊 |
回廊をまわってきました♪ |
春は、ホテイウオの幼魚など、
生物系マクロが見どころではありましたが、
もうすぐ初夏です。地形的な見どころも良いですよね☆
イガイガしていますw |
きもちよかった〜♪ |
この時期は、深場よりも「浅瀬」のほうが楽しめます。
「光と影の回廊」の他にも、
こんなにキレイな陽の光と海藻(写真はワカメ)には、
心の底から感動します。
初夏の足音が聞こえる5月〜6月。
その爽やかな、海藻の木漏れ日を楽しめるのは、
私たち、ダイバーだけなんですよ?
さ、みなさん、ダイビングへいきましょう♪
ポセイドン北海道ダイビングセンター
亜寒帯潜水技術研究所
工藤 和由(NAUI Course Director #17113)
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